結婚とは夫婦とは。今週の読書
こんにちは、まるです。
まだまだ読書熱が続いている私。
図書館で借りては読み、返却しては次の予約に忙しい。。。
飲食店経営の夫は、先日小さな手術をし4日間入院しましたが
回復著しく、元気に働く生活が再開。
娘は大学生活、主に部活とバイトに忙しく、
読書をたっぷりできる時間があるということが
一番の理由なんですけどね。
垣谷美雨 「夫の墓には入りません」

ご存じの方も多いのではないでしょうか。
垣谷美雨さんの書くお話は、いつもリアルで面白い。
読むのは2度目なんです。数年ぶりに読みたくなって。。。
長崎に住む主人公のアラフォーの妻が、夫の急死の後
色々な問題を抱えながらも自立していくストーリー。
それがとっても面白い。義理の父と母とのやりとりや
田舎で住むことの煩わしさがとてもコミカルに描かれていて
アッという間に読み終えてしまいます。
前に読んだのは、確か4年前。家族で長崎に旅行した後だったので
長崎の風景や街並みを思い出しながら、読んだのを覚えています。
夫の墓に入りたい妻、どれくらいいるんでしょうかねぇ。
私は本音は入りたくないけれど、ややこしいことで残った家族に迷惑をかけそうなので
お任せした方がいいというのが、今の気持ちかな(笑)
林真理子 「奇跡」

ずーッと読みたかった「奇跡」
長年、林真理子さんのファンですが、新刊は借りるのを待つ時間は長く
集中して読むので、返却はめっちゃ早いです(笑)
歌舞伎役者の妻(実名で書かれています)が、別の男性と恋に落ち
紆余曲折を経て、その愛を貫き通すストーリー。
しかも、主人公は林真理子さんのママ友。ママ友からみたその時の主人公の様子も
お相手の男性とも接点があったりするから、リアルさが半端ないです。
2日で読み終え、「すごい・・・。」しか言葉がないくらい
圧倒的なインパクトを読者に与える一冊です。
映画とかになりそうな予感。。。
下重暁子 「純愛 エセルと陸奥廣吉」

100年以上前の、日本人留学生とイギリス人の女性の実際にあったお話。
廣吉は外務大臣も務めた陸奥宗光の息子で。廣吉はイギリスに留学。
留学先で出会ったエセルという女性と恋に落ち、出会いから20年後に晴れて結婚。
明治・大正・昭和の激動の人生を共に歩み続けた奇跡の物語です。
飛行機もない、電話もない、そんな時代。
イギリスと日本の遠い距離を。二人をつなぐのは手紙と電報と信じる心だけ。
二人の強い信念と努力。もう脱帽としか言いようがないです。
飛行機があり、スマホがあって、すぐに世界と繋がることのできる現在でさえ
国籍を超えて共に生活を続けるのは簡単ではないのに。
結婚とは、夫婦とは。
タイトルにしてみましたが、アラフィフになっても
自信をもって言える答えは持っていません。
ただ、色々な夫婦の形を本で知ることで
色んな形があっていいんだなということが分かってきたように思います。
正解は夫婦の数だけあるんでしょうね。
本日もお読みいただきありがとうございました。


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